車検が切れた自動車は、買い取ってもらえないのではないか、または、買い取ってもらえるにしても、査定額が大幅に下がってしまうのではないか、とお考えの方もいらっしゃいます。
しかし、車検が切れて自動車でも買取店は買い取ってくれますし、査定額もそんなに下がることはありません。
目次
車検切れの自動車でも売却できる
車検が切れている自動車も、当然、売却できます。
一般の方がお考えになるほど、車検残期間が査定額に与える影響は少なく、車検が切れている自動車と車検が切れていない自動車の査定額の差はそれほど大きくはなりません。
車検が切れている場合でも、そのことをあまり気にせずに、買取店に買取を依頼できます。
ほとんどの買取店では、車検整備が可能な自社工場を持っており、そこで一般のユーザーの方よりも安く車検を行うことができます。
車検切れの自動車を買い取ったとしても、自社工場で格安で車検を行うことができますので、車検切れの自動車を買い取ることは、まったく問題ありません。
車検費用についても、車検2年付きで自動車を売れば、車検費用を販売価格に上乗せできますので、買主に負担させることができます。
買取店は車検にかかった費用を買主から回収できるわけですから、車検費用を自社で負担する必要はなく、車検切れの自動車を買い取っても買取店が損をすることはありません。
車を売るなら、車検を通す前のタイミングがベスト
車検の時期が来るのをキッカケに自動車の買い替えを考えるユーザーの方も多いと思います。
その考えは間違いではなく、自動車を売るならば、車検の時期が来る直前がベストタイミングです。
車検残期間が大幅に残っている期間に自動車を買い替えると、前の自動車と後の自動車の車検期間が重複し、その期間について、自動車重量税と自賠責保険料の二重払いが発生するので、経費のムダになります。
車検が来る直前であれば、このムダを省くことができます。
査定額に与える影響についても、車検の残期間が1年以上残っている場合を除き、車検の残期間がどのくらいかということは、査定額に影響を与えることはありません。
車検の残期間が11カ月でも、1カ月でも、査定額はほとんど変わりません。
このことを考えても、自動車を売るベストタイミングが車検が来る直前、または、余裕をもって1か月~3か月程度前、ということになります。
車検証上の住所と印鑑登録証の住所が異なっている場合の対処法
引っ越しをした際に、自動車に関する登録変更手続きを忘れていて、車検証上の住所と、印鑑登録証明書の住所(現住所)が一致しない場合には、自動車登録名義の変更手続きができません。
しかし、住民票(一定の場合は住民票除票)、戸籍の附票など、登録名義人の住所の変遷を明らかにする書面を添付し、車検証上の登録名義人を印鑑登録証明書の住所に変更する手続きを行えば、名義変更は可能になります。
名義変更手続きは買取店に代行してもらうことが一般的ですが、売主の車検証上の住所と、印鑑登録証の住所が一致しない場合には、買取店の担当者は、住民票や戸籍の附票などくださいと、お願いしてくるはずです。
それにしたがって、住民票や戸籍の附票などを提出すれば、後は買取店の方で住所変更手続きと名義変更手続きを行ってくれます。
個人間売買などで、売主が売った自動車の名義変更手続きを行う場合もありますが、このケースでは、売主が、住所変更手続きと名義変更手続きを行う必要があり、事情は少し複雑になります。
ですが、この言った手続きを代行してくれる業者(行政書士など)に依頼すれば、料金はかかりますが、手続きは不可能だということはありません。
住民票、住民票除票、戸籍の附票の使い分けについて
住民票は、住所地の市区町村役場の窓口で交付を受けることができます。
手数料は1通あたり200円~300円程度です。
住民票には、前住所までしか記載されていませんので、車検証上の住所から現在の住所まで2回以上引っ越しした場合には、車検証上の住所と印鑑登録証の住所を一致させる変更手続きの添付書面として、住民票を使用することはできません。
この場合、前々住所以前の住所のそれぞれの住民票除票と、住民票を合わせて提出する必要があります。
引っ越しが何回もあった場合は、住民票の除票が何枚も必要だし、遠距離を引っ越した場合には、遠隔地の市役所などから住民票の除票を取り寄せることは手間がかかります。
車検証上の住所から印鑑登録証明書記載の住所まで、数回にわたって引っ越しをしている場合には、車検証の登録名義人と印鑑登録証明書の人物が同一人物であることを証明する書面としては、戸籍の附票を取得した方が便利です。
戸籍の附票は、本籍地(運転免許証などで確認できる)を所轄する市区町村役場の窓口で入手できます。
料金は、1通当たり200円~500円程度です。
車検切れの車を売る場合の注意点
自動車を売ろうか売るまいか迷っているうちに、車検時期が過ぎてしまい、車検が切れてしまうことがあります。
その際は、自分で車検を取らず、車検が切れたまま買取店に売却すべきです。
車検切れの車は、道路を運転できませんから、自分でその自動車を運転する場合には、当然、車検を通さなくてはなりません。
しかし、買取店に売却する場合には、車検を付けても、査定額はたいして上がりませんから、車検にかけた費用だけ損をするので、車検を通さず、そのまま売却するのがよいです。
世間一般では、車検が切れていると査定額が大幅に下がるという誤解がまかり通っています。
確かに、自動車を買う時には、2年車検付きの自動車と車検無しの自動車では、価格に大きな開きがあります。
しかし、買取の際には、車検が付いているかどうかは、査定額に大きな影響を与えることはありません。
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